Sai

2022/01/26 20:52

皆さんが思い浮かべるレザーのほとんどが牛革です。


最近はサスティナブルの観点から、

合成皮革や人工皮革が凄く増えてきていますね。


そんな中、なぜいまビッグレザー(豚革)を提案するのか?


をそれぞれの違いについてお話しながら説明していきます。



それぞれの素材の良さとは?


牛革

・丈夫

・長く使える

・高級感がある

・本革の中で一番流通量が多い


豚革(ピッグレザー)

・軽い

・薄い

・通気性が良い

・摩擦に強い


合成皮革

・大きさ、形の制約がなく、デザインが自由

・品質が均一である

・安価である・水をはじき汚れにくい

・染色が容易



上記の比較を見ると、

豚革の良さって合成皮革でも出せるんじゃないの?


と思われた方も多いと思います。


私も最初はそう思いました。



しかし、


・豚革(ピッグレザー)が作られるまでの過程


を調べていくうちに、使う意味や良さはあると感じました。



・豚革(ピッグレザー)が作られるまでの過程

豚肉になる豚さんの皮を有効活用して豚革(ピッグレザー)は生まれます。


豚肉を食べる分は皮は出続けます。

世界で見ると豚皮は食べる国がほとんどです。


しかし、日本ではあまり食べられていません。

そんな日本の風土が豚革を誕生させました。


今では世界でも人気な豚革は、

日本の豚さんの皮が多かったりします。


豚肉を大事に食べるように、豚革を自分らしく大事に使う。



そんな豊かな気持ちになれるだけでも、

豚革(ピッグレザー)を使う意味や良さはあるのではないかと感じています。